トレチハイドロによるシミ治療

タイトルでは略しましたが
トレチノインとハイドロキノンという外用薬を使ってのシミ治療をしています
この二つの外用薬を使用している期間は紫外線にあたってはいけません(シミ悪化の恐れあり)
なので紫外線の少ない時期(秋や冬)の使用を推奨します

二ヶ月程かけて治療する場合(紫外線の少ない時期のみ)と週末(外に出る予定がないとき)に使用しています
身体の傷跡(浅いもので色素沈着している所など)には年中使用しています

3年程前からです

トレチノインにより肌のターンオーバーを早めシミを押し出しながら、漂白作用のあるハイドロキノンを使って新しいシミを作らせないというケアです
ターンオーバーを早めるため肌のハリも出ます
トレチハイドロ中は美白効果を高めるためビタミンＣ化粧水を使用します(赤みが出ているときは沁みます)

左は普通のスキンケアのみ、右はトレチノイン2回目です
もっとピンポイントでシミの写真を撮ればよかったですね
こめかみに沢山大きなシミがあり一番効果が出ましたが肝心の写真がありません
次やるときはちゃんと撮ります

3年程の間このトレチハイドロ治療を繰り返しました
だいぶ細かいシミも取れ肌のトーンが均一になってきました

ビタミンＣ化粧水によるスキンケア終了後トレチノインをシミの部分に薄くぬります
トレチ塗布後同じ部分にハイドロを塗ります(順番は調べてもバラバラなのでどちらでもよいかと、ハイドロを先に塗る方法に関して記述されてるのはトレチノインがひろがらないようにとの記述も見られます)

今回は長期使用に関して説明させていただきます

それを1ヵ月間、その後1ヵ月間はハイドロのみを塗布との方法が一般的かと思われます

トレチノイン、ハイドロキノンには様々な濃度があり私が購入している所では

トレチノインが3種類、0.025％、0.05％、0.1％あります
％が上がるほど作用が強くなります

ターンオーバーを早めると記述した様に反応が強く出た場合は顔の皮がボロボロとむけます(特によく動く口周りなどはボロボロになります)
そして赤みもでます

初めてのケアの際は加減がわからず大変な事になりました
赤みが出ているにも関わらずトレチノインを1ヵ月塗り続けました
皮剥けにより痛みも強く出ました
トレチノインによる反応には個人差があるようです
ちなみに一番弱い0.025%を使用していました
ニキビ跡も酷かった為ほぼ全顔での使用でした

外に出られない程の皮剥け、酷い赤みでした
トレチハイドロ併用後1ヵ月ハイドロのみを使用しましたが、皮剥けはトレチ終了後1週間程、赤みが完全に収まるまでは1ヵ月程かかりました

この時に知ったのが赤みがあまりに強く出ると色素沈着として残る可能性があるとのことでしたが無事に赤みは消えました
シミ、小皺は消えましたが大変でした

新しく出てきたシミを消すため同年の冬2回目のトレチハイドロを始めました

その際はトレチノインを化粧水で混ぜ(濃度を薄めるため)塗布、
部位ごとにトレチハイドロを塗布しました
赤みが強く出ないようにトレチのみ赤みが薄く出る度に1日～3日程休止という形での塗布です
部位ごとで塗布すればその箇所のみ隠して仕事にも支障が出ないかと思いました
この方法はとても良かったですが口周りの皮剥けのみ大変でした
飲食の際マスクを外すこと、口周りは派手に皮剥けすること、体感としてトレチを塗る期間が長ければ長いほど皮剥けの期間も長くなること
口周り以外の反応が弱い事など改善点が見つかりました

今3回目のトレチハイドロ治療中、終了前です
今回は部位ごとに濃度、期間等をすべて変えての塗布です
皮剥けに関しては問題なく一般的な生活が可能です
赤みに関しても写真のような感じで、メイクで隠れます
眉毛周りにテープを貼っていますがトレチハイドロには関係はありません(二重修正にあたって眉下切開の施術をしました)